昨年末に行われた戦姫絶唱シンフォギアGのライブイベントBDがついに発売ッ!
全世界の適合者達がフォニックゲインを昂らせて待っていたのではないでしょうか
私は2012年のライブにも今回の2013年のライブにも行けなかったのでとても楽しみにしていました
それではざっくりと感想です
・OP「不死鳥のフランメ」(水樹奈々&日笠陽子)
開幕第一曲目はこの曲
アニメ本編のOPは水樹奈々さんの「Vitalization」なのですが第一話ではこの曲が流れていないので、モノローグで使われた「Apple」を除けばライブの開幕を飾ることのできるのはこの曲ぐらいかなと予想していた方も多かったのではないかと思われます(というか本編でもライブでしたので)
【ニコニコ動画】【コメントあり】「戦姫絶唱シンフォギアG」ライブ映像
ちなみにこの曲は昨年夏に水樹さんのライブツアー(in西武ドーム)でサプライズとして二人で歌ったことがあるらしいですね
そのこともあってか素晴らしいS2CA…もといコンビネーションでした
・OPMC
開幕の熱気冷めやらぬままに司会進行のお二人が登場
「子供のやりたいことを支えてやれないOTONAなんて…格好悪くてかなわないんだよ!」
人類最強のOTONAこと風鳴弦十郎(かざなり げんじゅうろう)役の石川英郎さん
「これで僕も英雄になれる!この星の、ラストアクションヒーローだああああああっはっはー!」
ウェル博士役の杉田智和さん
二人ともコスプレで登場したのですが師匠(弦十郎)の服が私服っぽくて博士の服が目立っちゃったので杉田さんが完全にコスプレおじさんに
(左:師匠 右:ウェル博士)
そして装者達の登場
「これが、私たちの絶唱だあああああああああ!」
立花響(たちばな ひびき)役の悠木碧さん
「痛みを知らないあなたに"誰かのために"なんて言ってほしくない」
月読調(つくよみ しらべ)役の南條愛乃さん、ツインテールで登場
「そうか…ここはきっと、あたしが居てもいいところなんだ」
雪音クリス(ゆきね くりす)役の高垣彩陽さん
「大好きとか言うな!あたしのほうがずっと調が大好きDEATH!」
暁切歌(あかつき きりか)役の茅野愛衣さん
「私は…響を戦わせたくないの!」
小日向未来(こひなた みく)役の井口裕香さん
「何故そこで愛ッ!?」
サプライズで登場、ナスターシャ教授役の井上喜久子
「聴くがいい、防人の歌を!」
風鳴翼(かざなり つばさ)役の水樹奈々さん、そしてひざまずくコスプレおじさん
「みんながいるならこれぐらい奇跡…安いものッ!」
マリア・カデンツァヴナ・イヴ役の日笠陽子さん
「マリア・カデンツァbぁぶnなb役ひtぁさyぉkよろしくしゃーしゃーしゃす!」
自分の役なのに噛み噛みで登場(呼び出した杉田さんも噛んでいたので仕方ないですね)
・ゲームコーナー
悠木さん、水樹さん、高垣さん、井口さんの特異災害対策機動部二課チームと
日笠さん、南條さん、茅野さんの3人にサプライズゲストの井上さんを加えたF.I.Sチームで対決
3つのゲームで「G(ジー)」を獲得して豪華賞品を競う、よくあるゲーム対決ですね
全体を通して石川さんが「○○ポイント獲得!あ、ポイントじゃねえGだ」って何度も言い直していたのが印象に残っています
その中でも2つめのお絵描きゲームでは作中で人類の敵となるノイズ、このノイズの新型を自作するというものでした
襲い掛かるノイズ達(中心に立つのはウェル博士)
みなさんが大喜利よろしく面白おかしいノイズを作っていた中、高垣さんが本家ノイズの特徴を残しつつも本当に作中で登場してもおかしくないノイズを真面目に作っていて「あ、いつものあやひーだ」
と一人モニターの前で歓喜する私がいたことは言うまでもありません
・クリスパート
1曲目は本作のEDでもある「Next Destination」
この曲はシングルカットされた通常ver.と、いわゆるEDへの"引き"であるイントロを含んだロングイントロver.(こちらは限定版収録)があるのですが流れたのは熱く滾るロングイントロver.だったので一安心
そして2曲目はクリスの持ち歌の「Bye-Bye Lullaby」、3曲目の「教室モノクローム」へと続きます
これはシンフォギアの声優さん全員に言えるんですがみなさんキャラソンを歌うのが本当に上手なんですよね、特に高垣さんは自身の楽曲である「Next Destination」からクリスの歌である「Bye-Bye Lillaby」への切り替わりでしっかり歌い分けていらっしゃるのでこういうところもシンフォギアが愛される理由の一つかなと思います
・マリアパート
2期(今作)からの参戦となる日笠さん
1曲目は「烈槍・ガングニール」、2曲目は「Dark Oblivion」
この「Dark Oblivion」は全て英語の歌詞で本人も苦労したと言っていましたが、まあ格好いい!
日笠さんといえば「けいおん!」の秋山澪として多くのキャラクターソングを歌い上げ、2013年にはソロデビューも果たしていますが私自身は「歌手としての日笠陽子」の印象はありませんでした、しかし今回のライブを通して歌手・日笠陽子が私の中に刻み込まれたような気がします
余談ですが登場の時に奈落ではけていく高垣さんと、日の光を浴びて登場するマリアを見て新劇ヱヴァのMark.06を思い浮かべたのは私だけでいいですね、はい
(アームドギアのピンクの光が似てませんか?)
・調&切歌パート
まずは「PRACTICE MODE」を引っさげて南條さんが登場
至極個人的な印象なのですがこの曲はサビの「こーしょんこーしょん(Caution Caution)」が可愛くて好きなんですよね
そして茅野さんを交えて二人で歌う「Edge Works of Goddess ZABABA」と「ORBITAL BEAT」
この二曲は高音パート(調)と低めのパート(切歌)で一部歌詞が違うのですが、それが本当に心地よく響いてくるので聴いてて本当に気持ちのいい楽曲です
最後は茅野さんで「手紙」DEATH!
この曲は公式公認の黒歴史ソングと言われたり言われなかったりするいわくつきの一曲なんですが可愛い・ノれる・元気出ると三拍子揃った本当に良い曲だと思います
ところで茅野さんは初めてのライブだったらしいのですが初めてとは思えない盛り上げ方でビックリしてしまいました、かやのんマジ格好いい!
・未来パート
堕ちた花嫁のような格好で登場した井口さん
呪い殺すかのように歌い上げた「歪鏡・シェンショウジン」とアイドルソングかよ!とツッコみたくなる「かばんの隠し事」を披露
歌とは全くもって関係ないのですが井口さんの口元のホクロや衣装のセクシーさが相まってこう…目のやり場に困りました
・響パート
1曲目は「Rainbow Flower」、2曲目は「正義を信じて、握り締めて」
ここは本当に盛り上がりましたね、個人的には一番大好きなパートです
悠木さんは小柄な方で、たしか150cmもなかったような気がするのですがその小さな身体のどこからそんな大量のパワーが湧いてくるんだと思うようなパフォーマンスでした
響は…幕張におったんやな…!
・人類最強の師弟パート
感極まってしまった悠木さんを援護するかのように登場した石川さん
道着に身を包み、悠木さんにも道着を着せて帯を結んであげる姿はさながら父と娘のようでしたね
修行の準備が整ったところで歌うのは「英雄故事」
一部では空耳で有名なこの歌、カバー曲なのですが本編では修行曲のシーンで使われていました
響「どうだーみんな(帯を結んでもらうの)羨ましいだろー」
師匠「どっちが羨ましいんやろか(笑)」
・翼パート
演歌調の「恋の桶狭間」から和テイストの「月煌の剣」そして本作OPの「Vitalization」
水樹さんと演歌といえばもう語るまでもありませんね
台詞も入った「恋の桶狭間」を色気たっぷりで歌い上げ、男気溢れる「月煌の剣」そして水樹奈々として「Vitalization」を魂込めて歌い切ります
紅白にも出場して国民的声優の一人だと言っても過言ではない彼女、素晴らしいの一言です
・ED「始まりの歌」
響・翼・クリス・マリア・切歌・調の六人の装者が歌うこの歌
作中で使われる聖詠(変身シーンで流れる曲)と絶唱(必殺技を使う前の詠唱みたいなものです)のメロディを組み立てて作られたこの曲、最終回で流れたので盛り上がりは半端ないです
全員のフォニックゲインが最高潮に達した瞬間でしょうね、これが俺たちの絶唱だああああああ!
・アンコール「虹色のフリューゲル」
アニメ三期制作決定のムービーで全適合者が絶唱し、会場がフォニックゲインの海に包まれて間髪入れずに流れるこの曲
先ほどの六人に加えて2番からは天羽奏(あもう かなで)役の高山みなみさんのボーカルと共に七人の装者の歌声が響き渡ります
この歌はアニメ第一期の一話にてツヴァイウィング(翼&奏)が歌った「逆光のフリューゲル」のリメイクで愛に満ちた楽曲となっています、戦姫絶唱シンフォギアという作品の始まりとも言えるこの曲が二期最終回、そしてこのライブの最後を締めくくるというのは感涙ものでした…
【ニコニコ動画】戦姫絶唱シンフォギア 第1話 ライブシーン映像
私自身ここまで長時間シンフォギアに触れるのは二期が終わって一年ぶりぐらいだったのですが久しぶりとは思えないくらい楽しかったです
三期決定のニュース自体はライブ当日に知って大いに喜んだのですがアニメ本編のBDも買っておらず見直すことはできませんでした、というわけで見終わった後すぐに六巻全て某通販サイトで注文しましたね←
とまあ私の中でこの戦姫絶唱シンフォギアという作品の存在が大きくなったのは確かなのですが、シンフォギア声優さん達への印象も変わりました
特にイメージが変わったのは茅野さん、正直あの花のめんまと凪あすのちさきくらいの印象しかなく、ふわふわしたイメージしかなかった
それにしても久しぶりに熱く燃え上がるような時間を過ごすことが出来ました
次回、三度目のシンフォギアライブが開催されるのなら人生初ライブとして参加してみたいですね